前回に引き続き、右肩上がりに高くなっていくマンション価格について、人事担当の観点から解説していきたいと思います。
いきなりですが皆様の会社は週休2日でしょうか?
建設業では日曜と旗日(祝日)が休みという会社も少なくありません。
また、工事の納期が厳しい、お給料が日給月給制になっており、出勤日数によってお給料が決まるため、多くの日数働きたい。など。
週休二日にならないのは様々な要因があります。
そんな建設業界で、
『建設業働き方改革加速化プログラム』というものが推進されています。
人事担当からみたマンション価格が上がっていく訳②でもあった、社会保険の加入という項目も、このプログラムの中に入っており、建設業界の職場環境改善が図られています。
長時間労働の是正という項目がプログラムの中に入っており、具体的には週休2日制の導入を後押しする。となっています。
週休二日制になっても費用は増えないのでは?
と考える方もいらっしゃると思いますが、実際には労務費、建設機械などの賃料、足場などの仮設費、現場管理費が全ての費用が高くなります。
例えば月曜日から始まる12営業日で終わる現場で、日曜のみ休みの場合は、翌週金曜日に工事が終わります。
しかし、土日休みになると、翌々週火曜日に工事が終わります。
すると余分に4日分の費用が掛かります。
これは最終的にはマンションの販売価格に影響します。
このように建設現場の労働環境がよくなれば、その分マンション購入可能に転嫁される。
そして、昨今の流れとして、労働環境も改善していくことはあっても、悪化することは無いという潮流です。
今後も人件費や経費が段々と上がる可能性が高いので、購入を考えているのであれば、早いうちに検討した方が良いかもしれませんね。
『人事担当からみたマンション価格が上がっていく訳③
→働き方改革による経費の上昇
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