2018年1月30日に埼玉県の宅建協会がタウンマネジメントについて学ぶ勉強会を実施した際、埼玉県の空き家事情についてとして配布された資料に「『埼玉県の空き家』の課題パターン抽出とその解決策の提言 研究報告書」(彩の国さいたま人づくり広域連合発行)がある。
これは
埼玉県を走る主要な4路線である、東武伊勢崎線、高崎線、東武東上線、西武池袋線で地域を分け、さらに都内通勤者の割合で、25%以上、10%以上25%未満、10%未満の3つに分けて空き家事情と課題を探ったものである。
4路線×3エリアで12に分けられた地域を細かく見ていくと、おおむねどの路線においても
都心に近い都内への通勤率25%以上のエリアは資産価値が高く、都内通勤者が減るにつれて空き家が増え、過疎化が進んでいるのが分かる。地元で働く人は地元に居を構えるが、そうした人たちはあまり移動をしない。だが、都心に通勤する人たちは利便性を求めて移動する。
都内通勤者が多いということは、その地域に流入する可能性のある人口があると考えられるだろう。
こういった観点からもどこに投資すべきかが見えてくるだろう。ご興味がある方は是非、弊社にご相談ください。