「老後2,000万円問題」で、将来に不安を覚えている人は少なくないでしょう。
なぜなら、お金を貯めることはできても、「増やす」ことに関する知識を持っていないからです。
しかし、今からでもお金に関する知識を身につけ資産形成を行うことで、2,000万円またはそれ以上の資産形成を実現することが可能です。
資産形成の代表例として、預金や債券、投資信託、不動産投資、株式投資といった方法があります。それぞれのリスクとリターンの比較は下の図の通りです。
それぞれの概要・メリット・デメリットについて解説します。
■預 金
概 要 :普通預金と定期預金の2種類。
メリット :安全性が高い。
デメリット:金利が低く、収益性はない。定期預金は、一定期間引き出しができない。
■債 券
概 要 :国や地方公共団体、企業の発行する債券を購入し、利子を得る。
メリット :預金に比べて高金利。株式投資に比べて低リスク。
デメリット:発行元が破綻した場合、元本を失う、収益性が低い。
■投 資 信 託
概 要 :投資家から集めた資金をもとに専門家が運用を行い、運用益を投資家に分配する。
メリット :小額から始めることができる。分散投資が簡単にできる。
デメリット:販売手数料や信託手数料が高いときがある。
■不 動 産 投 資
概 要 :アパート・マンションの一室などを購入し、入居者から家賃収入を得る。
メリット :安定した収入を得られる。節税効果もある。
デメリット:空室・修繕・災害のリスクがある。
■株 式 投 資
概 要 :企業が発行する株式の売買・配当により収益を得る。
メリット :短期的に利益を得ることが可能。株主優待が得られることもある。
デメリット:株価の変動により、損失が大きくなることがある。銘柄によっては、流動性が低い。
上記5つの資産形成方法は3通りに分類されます。
預 金 ・ 債 券… ローリスクローリターン
特徴:元本が減ることはないが、収益性がほぼない。
投資信託・不動産投資 … ミドルリスクミドルリターン
特徴:大きく儲けることは難しいが、大きく損をする可能性も低い。
株 式 投 資 … ハイリスクハイリターン
特徴:何十倍もの利益がでる可能性があるが、元本が一切保証されておらず、投じた金額のすべてを失う可能性もある。
不動産投資は、初期費用の高さからハイリスクハイリターンな資産形成だと思われている方もいらっしゃるかと思いますが、実はミドルリスクミドルリターンである堅実な投資方法なのです。
次回は、不動産投資が「ミドルリスクミドルリターンである理由」と「不動産投資のメリットおよびリスクへの対策」についてご紹介します。
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