(株)東京カンテイは7月31日、首都圏中古マンションの
リセールバリュー(価格維持率)を発表した。竣工から10年間が経過した分譲マンションのうち、現在中古流通している物件を抽出し、分譲当時の価格と現在の価格から算出したもの(専有面積30m2未満、事務所・店舗用のユニットは集計から除外)。
それによると、首都圏においてリセールバリューが算出可能だった駅は683駅で、その平均値は91.5%だった。また、
2017年に首都圏で最もリセールバリューが高かった駅は、都営地下鉄新宿線「馬喰横山」の155.2%で、築10年中古流通時のマンション価格が新築分譲時に比べて5割以上上昇している。
2位には横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」が148.2%でランクイン。3位には京成押上線「京成曳舟」(145.3%)、4位にJR京浜東北線「東神奈川」(145.0%)、5位に東京メトロ有楽町線「豊洲」(144.2%)が続く。
基本的に、ランキング上位には「表参道」や「六本木」など、JR山手線エリアの南側に位置し住宅地としての高い人気やブランド性も誇る駅が数多く登場しているが、それ以外には、“ミニ都心”として良好な事業集積性や人口集積性を有する横浜エリア、大規模開発によってこの10年間で街のポテンシャルが向上して新たな居住地へと変貌を遂げた湾岸エリアからもランクインしている。
今後も横浜など少し都心から離れた地域の人気が増すと考えられる。そうなるとリセールバリューもより高くなるであろう。
弊社は様々な物件をご用意しております。少しでもご興味お持ちの方はお気軽にご相談ください!!