「首都圏のマンション市場動向(2017年11月度)」が、12月14日に不動産経済研究所より発表された。調査対象となる物件は、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、茨城県南部にある民間業者による分譲物件のうち、原則10戸以上のもの。
2017年11月のマンション新規発売戸数は3,366戸で、前年同月と比べて24.6%増、前月比と比べて19.5%増となった。地域別では、東京都区部が1,603戸(全体比47.6%、前年同月比43.3%増)、都下が365戸(同10.8%、11.8%減)、神奈川県が542戸(同16.1%、17.6%減)、埼玉県が404戸(同12.0%、15.4%増)、千葉県が452戸(同13.4%、182.5%増)となった。
新規発売戸数に対する契約戸数は2,287戸、月間契約率は67.9%で、前月に比べて7.2ptアップ、前年同月比では5.4ptアップした。なお、地域別の契約率は、都区部で70.6%(契約戸数1,132戸)、都下が56.7%(同207戸)、神奈川県が72.0%(同390戸)、埼玉県が51.5%(同208戸)、千葉県が77.4%(同350戸)となった。
1戸当たりの平均価格は5,551万円と、前月比で35万円(0.6%)のダウン、前年同月比では390万円(4.4%)のアップとなった。また、1平方メートル単価は83.5万円となり、前月比で2.4万円(3.0%)、前年同月比では8.6万円(11.5%)アップした。
地域別の平均価格をみると、東京都区部(6,258万円/10.4%増)や神奈川県(5,528万円/14.8%増)、埼玉県(5,001万円/14.5%増)で上昇。都下(4,879万円/8.4%減)と千葉県(4,107万円/4.8%減)で下落した。
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