2020年11月11日、三菱地所リアルエステートサービス株式会社は、『不動産売買における新型コロナウイルス感染症の影響』についてのアンケート結果を発表しました。第2回目となる今回のアンケートは、2020年9月14日(月)~9月25日(金)に同社のメルマガを購読している顧客対象にインターネットで実施し得た、674件の回答から集計した結果となります。
調査の内容は、前回に引き続き「売買スケジュールへの影響」や「売主・買主の立場での不動産価格への影響」など不動産売買における影響を中心にとした内容となっていますが、今回は新に「不動産の売買を検討・実施したアセット種別」に関する設問や、業種別回答の内訳、第1回アンケート結果との比較レポートが追加されています。
特徴的な結果としては、『2019年度と比べて2020年度の事業環境の見通しをどの様に予想していますか。』という質問に対し、「2020年度の事業環境は悪くなる」とした企業は前回から9ポイント減少、「前年並み」という回答が7%、「良くなる」という回答が3%増加する結果となりました。また、『不動産の売却についてコロナ禍の長期化により、スケジュール・意思決定にどのような影響がありましたか。』という質問に対しては、前回と比べて「遅延している」という回答が7%、「保留・中止」という回答が4%、「買主都合による契約キャンセル」という回答が3%、それぞれ減少しています。
新型コロナウイルス感染症の影響は大きいものの、着実に夜明けに向かって進んでいる事がこのアンケート結果によって証明されたのではないかと思います。
不動産投資を検討している、所有している物件を売却したい等、不動産についての悩みがある方は是非一度当社へご相談下さい。