相模鉄道(相鉄線)は、現状では東京都心部や新幹線駅へアクセスするためには横浜駅や大和、海老名、湘南台等での乗換が必要となっているが、相鉄線西谷駅とJR東海道貨物線横浜羽沢駅付近間に約2.7キロの連絡線を新設し、それを介して
相鉄線とJR線が相互直通運転を行う「相鉄・JR直通線」が2019年11月30日に開業することが正式に発表された。
これにより、二俣川駅と新宿駅間がこれまでの横浜線経由よりも約15分短縮され、約44分で繋がるようになる。停車駅や運行ダイヤなどの詳細はまだ調整中だが、相鉄線沿線の住民で、東京都心方面に通勤している人たちの通勤負担が軽減されそうだ。
また、2022年度頃には、東海道貨物線横浜羽沢駅付近と東急東横線日吉駅間に連絡線(約10.0km)を新設し、この連絡線を利用して
相鉄線と東急線が相互直通運転を行う「相鉄・東急直通線」が開業する予定だ。これにより二俣川駅と目黒駅がこれまでの横浜線経由よりも約16分ほど短縮され、約38分で繋がるようになるという。
神奈川県央部と東京都心・横浜が新たなルートで結ばれることで混雑の緩和や選択肢の増大が図れ、また、現在大規模な開発が進められている海老名駅や新設される駅付近の開発など、周辺が大きく変わるであろうことが期待されている。
今後の神奈川県央部の変化には目が離せないだろう。
ご興味がある方は、是非当社に一度ご相談ください。