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日本トレンドリサーチは、会社に勤めているがテレワークはしていないと回答した全国の男女744人を対象に行った「完全テレワークになった場合の住まいに関するアンケート」の結果を発表しました。

・質問内容
①現在の住まいについて
②もし完全テレワークで仕事ができるとしたらどのような場所に住みたいか、必要だと思う条件
③その条件を選んだ理由

・調査結果
①現在の住まいについて
1番多かった回答は「買い物に不便しない」が58.9%、2番目が「勤務地まで方道30分程度で行ける場所」で46.2%、3番目が「最寄り駅まで徒歩15分以内」で44.8%という結果になりました。
テレワークをしていない方の約半数が、比較的会社に通いやすい場所に住んでいるようです。

②もし完全テレワークで仕事ができるとしたらどのような場所に住みたいか
上位は「買い物に不便しない」62.6%、「公園や緑が多い」43.8%、「医療機関が近い」38.2%と、仕事とは関係のない選択肢が多くランクインしている一方、完全テレワークで仕事ができるようになったとしても、22.6%の人が会社に行きやすい場所に住みたいと思っているようです。

③その条件を選んだ理由
・必要な条件に「勤務地まで片道30分程度で行ける場所」を選んだ方
その他の条件として「買い物に不便しない」、「交通の便が良い」など、交通の利便性を重視する選択肢を選ぶ方が多くみられ、「テレワークでもそうじゃなくても生活の利便性がよいほうが良い」、「会社から緊急に呼び出されても対応できるから」という理由でした。

・必要な条件に「勤務地まで片道30分程度で行ける場所」を選ばなかった方
その他の条件として「公園や緑が多い」、「買い物に不便しない」などの選択肢を選ぶ方が多く、「せっかく家で仕事をするなら静かな落ち着いた環境がいいから」、「のんびりとした環境のなかで心を落ち着かせて自分のペースで働きたい」など、仕事や生活する上での快適性を求める声が多くみられました。

~まとめ~
総務省の統計によると、コロナ禍以前の2019年にテレワークを導入している企業は20.1%だったのに対し、2020年には47.4%と、この1年間でテレワークを導入する企業が大幅に増えていますが、「出社しなくていいのであれば緑の豊かな場所に住みたい」という意見がある一方、「通勤が無くなっても利便性の良い場所に住んでいたい」という意見は一定数あり、都心マンションの需要はまだまだ高いという事が証明されたのではないかと思います。

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