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不動産投資をするときは、ほとんどの方が金融機関から融資を受けて(ローンを組んで)、その不動産を購入します。

しかしながら、みんながみんな、金融機関から融資を受けることができる訳ではないのです。
仮に購入したいと思える良い物件が見つかったとしても、不動産投資ローンが組めなければ意味がありません。

そこで、不動産投資における融資の審査基準、および住宅ローンとの違いにつきまして、2回に分けてご紹介いたします。

まず今回は、「個人の収入に関すること」、「個人信用情報に関すること」、「個人の金融資産に関すること」についてです。

はじめて不動産投資をする方など、不動産投資ローンについての不安を解消していただければと思います。

1,個人の収入に関すること

金融機関が融資をする際に、一番重視することは、「貸したお金がしっかり返済されるのか?」という点です。
そのため、まずは「個人の収入」が審査における重要な基準となり、以下の3点を中心に審査されます。

①年収
②収入の継続性や安定性(勤務先、雇用形態、勤続年数、職業)
③年齢

つまり、その方が「いくら・どの程度安定的に・いつまで稼ぎ続けられるのか」という点を金融機関は見ているということです。
また、年齢が高いと融資の条件が悪くなるケースもあるため、早いうちから始めることをオススメします!

2,個人信用情報に関すること

次に審査の基準になるのは、個人信用情報です。
まず、「個人信用情報」とは、クレジットカードやローンの契約・申込に関する取引が登録された情報のことです。
この個人信用情報は以下の信用情報機関に登録されています。

・CIC
・JICC
・全国銀行個人信用情報センター

金融機関は上記の機関へ信用情報を照会し、融資をする上での個人の信用度の判断材料としています。

たとえば、クレジットカードの支払いを延滞したことがある場合は、「延滞」の履歴が登録され、その後5年間記録として残ります。
そうなると、いくら年収が高くて安定している職業に就いていても、審査をするにあたり懸念材料となり、融資が通らなくなってしまう可能性が高くなります。

3,個人の金融資産に関すること

個人の金融資産とは預貯金や無担保の不動産、株式や債券などの有価証券等を指します。

これらの金融資産があれば金融機関の審査に通りやすくなるのです。
なぜなら、仮に年収が低くても金融資産があれば、金融機関から、「返済能力(=借りたお金を返済する力)がある」と判断されるからです。

金融機関はこの返済能力を重視するので、年収以外で自分の返済能力を証明できれば審査に通りやすくなるということです。

いかがでしょうか?
当社のスタッフが不動産投資のプロフェッショナルとして、お一人お一人に合わせた将来のライフプランをご提案させていただきます。
少しでも気になった点がございましたら、ぜひお気軽にご相談くださいね。