不動産投資に興味はあるけど、なんだか難しそう、何から始めればよいか分からないとい、という方も多いでしょう。
不動産投資の基礎知識を身に付けて、2021年は不動産投資を始めてみませんか。
Q.不動産投資とは
不動産投資=「利益を得る目的で不動産事業に資金を投下すること」です。
不動産投資で利益をあげる方法には2種類あります。
①賃料収入 (インカムゲイン)
購入した不動産を人に貸すことで得られる賃料収入という利益。
②売却利益 (キャピタルゲイン)
その不動産を購入した金額以上の金額で売却することで得られる利益。
バブル期の不動産投資は売却利益(キャピタルゲイン)に期待する短期的な視点の不動産投資が主流でしたが、近年は毎月安定して入ってくる賃料収入(インカムゲイン)による、長期的な視点から行なわれる不動産投資が主流となっています。
Q.近年不動産投資が注目されている理由は?
低金利と年金不安を背景に、新たな資金運用先として不動産投資が注目されています。
預貯金にほとんど利子が付かない低金利が続く中、株式投資・投資信託・FXなどで積極的な資産運用を行なう人が増えています。
そして、全ての金融商品には「リスク(不確実性・危険性)」と「リターン(見返り)」が存在し、これらはある程度比例すると言われています。
例えば株式投資と比べた場合、不動産は価格が下落したり、場合によっては地震などによって建物が倒壊してしまうリスクがありますが、短期間で大幅に価格が上下動する株式投資と比べればリスクは少なく、リターンも比較的安定しています。
一方でリスクが少ない金融商品の代表と言える預貯金と比べれば、不動産投資にはリスクがあるものの、預貯金よりは高いリターンを得ることができます。
このようなことから不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンの投資商品と言われています。
また、空室がない限り毎月安定的な収入を得ることができる不動産投資は、将来的な年金不安を補う「自分年金」に適しているとされ、退職金の運用先としても注目を浴びています。
このように不動産投資が一般化する中、不動産投資には購入する不動産(物件)を担保に資金調達できるという特徴があり、必ずしもまとまった自己資金を必要としないため、会社員を続けながら不動産投資を始める「サラリーマン大家さん」も増えています。