鉄筋コンクリート造マンションの法定耐用年数は47年となっていますが、実際にはもっと長い間、住宅として利用することができます。
今回は、建材の中でも特に重要なコンクリートに焦点を当てていきます。
また、コンクリートだけでも意外と奥が深いので、寿命に絞ります。
コンクリートの寿命を決める要素は多々ありますが、鉄筋にかぶせるコンクリートの「かぶり厚」が大きいほど物理的耐用年数が増すとされています。
一般的にはかぶり厚3センチメートルで65年、4センチメートルで100年と言われています。
建築基準法でも、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、耐力壁、柱又ははりにあっては3センチ以上とされており、メンテナンスや建物が建っている環境にもよりますが65年以上の利用にも耐えうる基準で建築されていると言えると思います。
昨今のSDGSなどで注目されているように、持続可能な社会を実現に向けて、2009年に施行された長期優良住宅制度では「通常想定される維持管理条件下で、構造躯体の使用継続期間が少なくとも100年程度となる措置」を求められています。
今後、マンションという資産は100年単位で所有することが可能で、孫にも残すことができます。ぜひ一度、所有することをご検討してみてはいかがでしょうか。
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