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 約2万6700戸を管理するハッピーハウスは電力小売り事業に参入している新出光と業務提携し、6月から管理物件のオーナ―や入居者に低価格帯の電力『イデックスでんき』の提供を開始した。  これにより、オーナーが負担する建物共有部の電灯、電力契約を切り替えることで経費を削減できる。同サービスのサイトでは、過去1年間の使用料をもとに、契約切り替え後にどれだけ安くなるか算出できる。たとえば、7階建て19戸の物件の年間電気代をシミュレーションすると、電灯契約と電力契約を合わせ従来より約5%安くなるという。同社の管理物件、約2万2700戸が対象で、30~60アンペア契約の入居者に提案していく。  電力小売り自由化を背景に、共用部の電灯契約や、契約切り替えによりオーナーの負担減や入居者の月々の光熱費を抑えることでそれぞれの満足度アップにつながるだろう。