不動産投資を始めようと考えている人の中には、
①いずれ住宅ローンで自宅を購入したいと思っている方
②既に住宅ローンを組んでいるけれども、不動産投資を始めたいという方
の2パターンの方がいらっしゃると思います。
そこで、今回は「不動産投資ローンと住宅ローンは併用できるのか」、「それぞれに影響することはあるのか」について解説していきます。
「不動産投資ローン」と「住宅ローン」は併用して組むことができるのか?
結論から言うと、組むことができます。
不動産投資ローンと住宅ローンは、種類の異なるローンです。
そのため、両方のローンを併用することが可能であり、制度上、不動産投資ローンを組んだら住宅ローンが組めない、あるいはその逆はありません。
「不動産投資ローン」と「住宅ローン」の違い
■利用目的
不動産投資ローン:事業用収益物件取得
住宅ローン:個人の住宅取得
■返済原資
不動産投資ローン:家賃収入
住宅ローン:個人の収入
■融資の基準
不動産投資ローン:物件の収益席+個人の返済能力
住宅ローン:個人の返済能力
「不動産投資ローン」と「住宅ローン」を併用するときの注意点
先に不動産投資ローンを組んでいて賃貸経営に100万円の赤字がある場合、1,000万円の給与収入があっても、赤字分を差し引いた900万円で判断される可能性があります。
逆に住宅ローンを先に組んでいる場合、住宅ローンの残債分を差し引いた額しか不動産投資ローンが下りない可能性もあります。
このようにすでに借入れがあると、次に組むローンの融資判断や融資条件に影響が及びます。したがって、ローンを併用する場合、自分の将来のライフスタイルを見据え、どちらのローンを先に組むかをよく考えたうえで組むことが重要です。
不動産投資をはじめるにあたり、不安なことや疑問等がある方もいらっしゃると思います。リアルユナイテッドのスタッフが丁寧にご説明させていただきますので、少しでも興味のある方は、ぜひお気軽に弊社までご相談ください。